乳液・クリームの新常識

あなたの乳液・クリームの使い方、間違ってませんか!?

乳液・クリームはベーシックケアの締めくくり。化粧水で補給した水分と美容液で与えた有効成分を閉じ込めて 肌のなかで有効成分をしっかり効かせることができるようになります。

使い心地がベトベトしているということもあり、化粧水⇒美容液で終わらせてしまう人も多いのですがそれだと スキンケアの効果をいかしきれません。感触や肌なじみは進化していますし、使い方の手間も省けているので夏でも 冬でも使って欲しいのが本音。

乳液とクリームは両方必要なのか?という疑問もあるかと思いますが、両方使ったほうが効果的なのは確か。 しかし、季節や肌質によっては量を調節したほうがいいかもしれません。乾燥が気になる方は通常通りの量で。 オイリーだという方は少なめ、混合肌で部分的に乾くという場合は、ポイントでクリームを使うなど加減して 使うようにしましょう。

最低限の乳液やクリームで済ませたい!という場合はオールインワンタイプのものを使うといいです。1ステップで いいですし、疲れてケアを省きたいときなどに凄く便利ですよ。

基本が大事!乳液・クリームの新常識

乳液・クリームの基本5か条。

1、乳液・クリームは両方使った方が肌は整います。
2、最新の乳液・クリームは温めなくとも常温できちんとなじみます。
3、額や頬は手のひらに伸ばして薄い膜を作るように塗る。
4、凸凹のある口角や小鼻の脇、目の下も忘れずに。
5、翌朝の肌の潤い具合を確認して自分にとっての肌質を見極める。

乳液・クリームを使ううえで難しいのは自分にとっての適量を見極めることです。べたつくからと量を 減らすと乾燥するし、量を増やすとべたつくしで難しいんです。ちょうどいい量というのは朝、目覚めたとき 適度にうるおっているかどうかで判断します。

なお、べたつきは乳液・クリームの量だけでなく、水分が足りないことが原因で起こっていることもあるため 化粧水の量を増やした方がいいという場合もあるので注意してください。

乳液・クリームはココに注意して使いましょう!

 使う順番に注意!
使うタイミングが特別なアイテムが増えてきているため商品の使用説明を確認することは最初にやることです。 テクスチャーの粘度で順番を決めて粒子が細かく、粘度が低いものから与えると肌に浸透しやすいです。 通常は化粧水⇒美容液⇒乳液⇒クリームの順番です。

 朝用と夜用は分けたほうがいい!?
朝用は紫外線や酸化を防ぐ効果があることが多く、肌を守ってくれます。夜用は睡眠中の肌に栄養を与えて ダメージの回復を促すものが一般的。肌本来の力を引き出すためには時間帯に応じて弱点をカバーする 乳液とクリームを使った方がいいのは確かです。

 冬の乾燥用に付け足すならどれがおすすめ?
顔だけでなくボディも保湿できるバターやオイルがうってつけ。肌を活性化させるマッサージにも使えるので 乾燥対策はバッチリ!乾燥がすすんでデリケートになったときのことを考えてできるだけ無添加でナチュラル なものを選ぶようにしましょう。

乳液・クリームの最新カタログ

高機能ぶりが目覚しいのが乳液、使いやすさが向上しているのがクリームです。

 目元専用の乳液・クリーム
⇒乳液は贅沢なエイジングケア成分を配合した高機能のものが増えており、ライトなジェルタイプのものもあり。

 リフトアップ乳液・クリーム
⇒配合成分がパワーアップしていることはもちろん、感触のよさを追及。コクがあるのに軽いものが増えています。

バリア機能が低下している超乾燥肌、アトピー肌などは、乳液・クリームで保湿成分をセラミドを補うのがおすすめ。 保湿力を回復させるには油分でフタをするよりはセラミドを補ったほうがいいんですね。

最近見直されているのがオイルの効能。ホホバオイルやオリーブオイル、スクワランといったものですが、肌が柔らかく なり、つやがでてくるほか、肌に浸透して保湿力もあがるといわれています。肌質問わずに使えるので1つぐらいはもっておくといいかも。